孤独という湖の底に

     あなたは私を乳のように注ぎだし、

     チーズのように固め、

     皮と肉とを私に着せ、

     骨と筋とで私を編まれた。

 

     あなたはいのちと恵みとを私に与え、

     私を顧みて私の霊を守られました。

                   [ ヨブ 10 : 10 ~12 ]

 

 

                    神は私の兄弟たちを遠ざけた。

     私の知人は全く私から離れて行った。

     私の親族は来なくなり、

     私の親しい友は私を忘れた。

                    [ 19 : 13~14  ]

 

あぁ、愛する天のお父様。

     自分の居場所を見失い、孤独な人のために

     お祈りいたします。

     人は、目に見えるものしか信じられません。

     医学にしても、科学、化学にしても、目にする現象や

     数字化しなければ、信じられません。

 

あぁ、愛する天のお父様。

     なのに、人は、目には見えない不安や、孤独の波に

     押し潰されるのです。

     人は、その波に耐えることはできません。

     溺れてしまいます。

 

     溺れた者は、その孤独という湖の底から

     脱け出せません。

 

あぁ、愛する天のお父様。

     私たちが、あなた様に愛されているという確信がもてますように、

     私たちの進む道において、あなた様ご自身が御手を触れてくださいますように。

あぁ、愛する天のお父様。

     孤独という湖に閉じ込められているお一人お一人の上に、

     まことの救いが、まことの愛が、

     光輝きますように。

 

愛する天のお父様の御名を讚美して

        お祈りいたします。

              アーメン