ミルク色の世界に

仕事帰りに、車から眺める西の空が好き。

  夕日が眩しく、金色に輝いている日もあれば、

  今日のように、白くミルク色の時もある。

  けれど、今日は、眩しい金色の光が、

  空ではなくて、地上に下りてきていた。

 

私の左手がわが、西の空になる。

ミルク色の世界に、うっすらと湯の岳が。

帰宅の車中から、いつも、湯の岳を見る。

   この場所から見る湯の岳が、

      一番、美しいわ。

 

眩しかった。

すると、道路わきに設置された太陽光パネルに、

夕日がおちていた。

     丸く、黄金に輝いて。

 

少し走ると、車は左折するけれど、そうすると、

もう、湯の岳は見えない。空だけになる。

 

 

明日も、晴れるね。

あぁ、あなたの美しさを感じられる心を

あぁ、感謝いたします。

   この幸せを、感謝いたします。

               アーメン