雨が降らないうちに、出掛けてきた。
Hw。ちょこちょこ行かなければならないから、面倒。
真冬に戻ったように寒いけれど、ピンクのグロスで
つやぷるん。
急いで帰る車の中、フロントガラスに、もう、
ポツン、ポツン。
私も、ポツン。
やめなくちゃ。
やめさせなくちゃ。
自分だけが苦しいのじゃない。
わたしは、悩みの種、不安の種。
愛なんかどこにもないんだから。
みじめ。でしょ。
ばかでしょ。
たあいのないはなしのメールを待って。
本当は無視されているの、わかっているのに。
迷惑なのよね。
苦しめた。ごめんなさい。
もう、いい。
もう、会えない。
わたしひとりだけが、好きになっていたの。
これ以上。
どうしようもない、不安。
襲ってくる、罪。
真実を見ていないからよね。
ごめんね。
わたしなんかのことで、ふりまわした。
もう、いいよ。
うれしかったよ。
夢、みていたのかな。
ほんとうに、いわなくちゃ。
もう、いいよ。