2019-01-09 まるで、爪のあとかと思うほどの細い月が、 何年生で、教わったのかしら。 『 杜子春 』 芥川龍之介 まるで、爪のあとかと思うほどの細い月が、 たしか、こんな表現があった。 この表現が、幼い私に ショックに似た感動を与えた。 空に、細い月を見ると、 いつも、 思い出す。 爪のあとかと、