少し前に、
マメ、とよんでいた
黒い虎猫がいた。
大きくなれなかった。
たくさん食べさせてあげたくても、
なつかなくて、
隠れてしまう子。
今朝、そっくりの子が、
物置の下に いた。
お腹が すいているのだろう。
物置の下から、
真ん丸の目で
私を 見つめていた。
おかしいと、思った。
ブッチ~が、モーニングを
すぐに食べないから。
近くに、かわいい子がいたのね。
先のことも、
ちょっとは心配になるけれど、
とりあえず、
餓死だけは させたくないもの。