叶わないけれど。

昨夜のメールは、ちゃんと読みました。

きらわれる、とか、好かれるとか、心の行動を、まさか、好きな人に指導されるなんて。

 

今まで、他の人よりも愛されることのほうが多い気がしていた。

今の職場でも、子供たちに人気、と。ファンクラブですね。と笑われたこともあった。

 

私は、もう、離れたくない一心から、我儘なことをしてしまっているのかもしれない。

 

心がえぐられるの。

それでも、叶わない恋なのに、

どこかで、偶然、会うかも、なんて、淡い期待。

きっと、気づくはず。

白いブラウスに。

髪に。

ごめんなさい。わかっているのに。

やっぱり、返信くれた。

泣いて騒ぐ私に。

事情があった。

     ごめんなさい。

     わかっているのに。

それしか、返せなかった。

 

会いたがるのは私だけなのに、どうして優しいの。

責任?

一度決めたことにたいする。それとも、私が、

     死なないように?

あなたの、雨に濡れてもが聞いていたい。

朝から占う。

あなたとの恋の行方。

しかられそう。

「子供たちにいやされてんじゃなかったのか。」

それは、そうだけど、

毎日でも泣ける私がいる。

 

深い藍色の水の上に立っているの?

直ぐに沈んでしまいそう。

子供たちが、せっかく手を掴んで海の上まで連れてきてくれたのに。

暖かな風や光が背中を支えていてくれないと、

倒れてしまいそう。

 

もう、運命を恨まない。

    今が幸せだと思えるから。

だから、傷ついてもいい。

    苦しくてもいい。

私が選んだ道だから。

 

あなたを愛することで苦しむのは、

    幸せ。

    不幸なことではないの。

 

聞いていたい。

雨が降った日の、あなたが歌う

    雨に濡れても

聞いてみたい。

    あなたが子供たちにしてあげた

    読み聞かせ。

私は、人魚のお話をハッピーエンドにして

    お話してほしい。

 

 

会いたい。

今、外に出たら赤い月だった。

低くてオレンジいろの月は

重たそうに見えた。

 

涙のせい?

心のせい?

 

考えすぎなのかバカなメールを送ってしまった。

彼にも事情があるだろうに。

私の心に余裕がない。

バカね。

家庭で、事件が起きているかもしれないのに。

自分のことばかり考えて。

我儘なバカな女。

 

自分で、終わらせようとしている。

できないくせに。

ずっとずっと好きだった。

だけど、赦されない恋なの?

素直に喜んじゃおかな。

私の仕事は、学童指導員なので、夕方になると子供たちのお迎えの御父兄がいらっしゃる、なので今はその方のお顔と子供さんの名前を覚えるのが大変。

5時になるとなるべく、その仕事に取りかからねばならない。

宿題を見てあげたくても、他の先生にお願いするようになってしまう。

えーっ。いっちゃうの。みてほしいなぁ。まだ、いてほしい。なんて、今日も言われて笑ってしまった。

私は、そんなに甘くていい加減なのかな?

それとも、素直に喜んでいいのかな。

 

メアリーポピンズになりたいなぁ。

おはよう。

朝になった。

昨夜の月もきれいだったね。

      少し痩せた月。

南南東方向かしら、空に上り、携帯を抱いて眠る私を見ていた。

      今日も、まだ、とうきょう?

      会いたいだけじゃ、会えないの?

飛んで行きたい。

春の嵐に乗って。

風が強いんだもの。私なんか簡単に飛ばされそう。

      メアリーポピンズはいいなぁ。

傘を広げて、ふわふわ、ゆらゆら。