足跡

ある夜  わたしは  夢を見た

神様と二人並んで

     わたしは砂浜を歩いていた

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砂の上に   二組の足跡が見えていた

  一つは神様の

   そして一つは  わたしのだった

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しかし  最後に

 わたしが振り返って見たとき

  ところどころで

 足跡が  一組だけしか

          見えなかった

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「わたしの愛する子供よ

わたしは  決して

おまえのそばを

     離れたことはない

おまえがもっとも苦しんでいたとき

一組の足跡がなかったのは

わたしが  おまえを

   抱いていたからなんだよ」

            M▪パワーズ