あんなに、暖かな日差しがあったのに、
まさかの雨。
さっき、雷も少しなったかな。
オノ・ヨーコさんが、「そこに、神様が介在してくださって
いるときがあります。」と、おっしゃられていたのをおもいだす。
神様のなさる業は、私達人間にははかりしれない。
桜の花が美しい。
去年は、もっと美しかった。
雪柳、れんぎょう、も。
けれど、この時期、熊本では人知をこえた大地震が起きた。
9*11のあと、広く読まれた詩集を読んだことがある。
「最後だとわかっていたら●●●●●●●●●●●」
ほんとうに、そう思った。
愛する者との最後だとわかっていたら、なん十回でも、
「愛しているよ。」と抱き締めるでしょう。
どんなに、尽くしても、尽くしても、
後悔はのこります。
大好きだったぱぱ、ままが天国に。
大好きだったワンちゃん、ねこさんたち。
子どもの教科書にある エルフ のように、
言ってあげる。
「ずっと、ずうっと、大好きだよ。」
雨が上がった。
よかったね、桜。
今夜も、あなたの下を、私、はしるわ。
ずっと、ずうっと、大好きだよ。