今日も、虹、現れないかしら。

雷があばれてる。

ここだけ?

あなたの住む、その街は?

雷、暴れていない?

 

逢いたい。

   こんな雷の嵐の時、

     抱きしめていてほしい。

   嵐の過ぎるまで。

 

 

一日が長くて、部屋を片付けたり、洗濯したり、草を刈ったりするけれど、

逢えないあなたの幻を追って、

涙があふれる。

夜になったら、また、メールくるのかしら。

泣かないように。

傷つかないように。

上手に別離できるように。

 

今日、泣き虫なのは、

きっと、この嵐のせい、よね。

 

昨日のように、虹がでないかしら。

 

逢えない、あなたの腕が、胸が、愛しい。

 

気づいて。

メールのすきまに、いつも涙がこぼれていること。