あなたが  笑っていた。

目覚めると、

   くっきりとした

    美しい  三日月が、

窓から   のぞいていた。

 

明け方。

あなたの夢をみたの。

 

笑っていた。

私を  からかって

    笑っていた。

 

お腹を抱えて笑うほど

    何が   おかしいの?

 

私は、

やっと  あなたに   逢えたうれしさに

    涙があふれたのに。