もう少しだけ、もう少しだけ、
おはよう。
今朝は肌寒くて、足下にたたんでおいた夏がけ蒲団を手探りで引っ張りあげました。
その上には、
既に、先客がいたらしくって、
「イヤーん。わたしの蒲団とらないでー。」
ねこさんの、ジャックちゃんがしがみついていた。
昨夜は、なかなか眠れずに、
うとうとするたびに、タブレットをつけてみたり。
哀しいわけでもないけれど、
あなたからのプレゼントを、
同じ時間にかんじていたかった。
せっかく、きれいな夕暮れを教えてくれたのに、
ガッカリ。
今日は、夕暮れどき、
外の空気を感じよう。
運命を、恨まないわ。
だけど、
神様、
もう少しだけ、わがままをかなえて。
彼と同じものをみつめている時間がほしいだけ。
もう、泣かない。
しあわせだから。
それ以上、のぞまないわ。
また、逢えることを信じているから。
わたし、今の気持ちのまま、
死んでもいい。
だれかを、
傷つけていることには
かわりはない。
指先まで、また、傷む。