思い出は、楽しい色。

心が、あたりまえの、

    ごく、ふつうの空気を感じている。

不思議だ。

 

朝、目覚めると、

ことりのさえずりに敏感になり、

空の色に、

    心を沈ませていた。

 

昨日会った、懐かしいあの人のおかげ?

何年も前の懐かしい出来事を

楽しんで、嬉しそうに話てくれた。

 

それは、私が振り返ってはならない

パンドラの箱に入っていた一部。

 

思い出は、楽しい色に

      染まってみえた。

私は、過去を振り替えっても、いいの?

 

まだ、涙はあぶれるけれど、

普通に呼吸ができている。

       ありがとう。

 

仕事で、子供たちと接する時、

ふと、大好きな彼の口調に似てる、と思った。

もう、会ってももらえない。

 

    ぼろぼろの心。

     壊れた器。

 

昨日のやさしい思い出話は、

塗り薬、だったの?

 

今日は、何度もメール下さった。

    ありがとう。

 

あたりまえの、ふつうの会話が、

あたりまえなのに、うれしい。

 

私が、わたしにもどっていく。

そんな、気持ちになれた。

     ありがとう。