昨夜の嵐にも負けずに、桜の花が残っている。
嬉しくて涙が溢れる。
お願い、もう、雨、降らないで。
一緒に、桜、見ることも出来なかった。
クリスマスの約束もなかったことに。
そんなに、嫌われたの?
嫌われてまで会えないよね。
たとえ、桜がさいた。でかけよう、といわれても、
どう、返事するのが正解なのかわからなかった。
笑顔になれない自分がいた。
大好きなはずなのに、
心にからまったいじわるな糸は、本当は、
ほどけるのか、やわらかいのか、優しい糸なのか、
本気で苦しめた糸なのか、
わからない。
ただ、本当のあなたの心の内を聞かせてほしかった。
冷たい手を温めてくれたのも、
キスも、
誰にでもできたもの。
私は、あなただから、ゆるした。
手も、唇も、
逢いたい。逢いたい。
MISIAが、いつも頭からはなれない。
一睡もできず、朝。