涙、止まらないの。むね、張り裂けそう。

月はひとりで欠けてゆく。

そして、直ぐに、

生まれてくる。

人も、

スイッチひとつで、そんなことできたらいいのに。

 

お庭に置いた台の上に林檎を半分にカットしておいた。

メジロが食事にきた。

うぐいすかと間違えてしまう、体の色。

かわいらしい。

一緒にみたいなぁ、なんて、すぐに考えてしまうバカな私。

あなたにしがみついて、

白と黒のぶちネコさん、見たね。

脅かさないように、そっとしておいた。

 

そんなことが嬉しくて、幸せ。

どうしよう。

涙が後から後から溢れてこまるわ。

 

今日も、半分。

 

 

また、夜が来て朝がくる。

イタズラな時間。

私の、イタズラな時間。