子どもの頃が●●●●

この時間に、一人でキッチンでもぐもぐしてる。

 

亡くなった父は、まさか娘がこんなワケわからん男とくらして、寂しい思いをしているとは思わなかったろう。

気づいていても、寛容になれたのかしら。

 

おとうさん。

私ね、あのひとと、ごはん、いっしょにたべたのほとんどないのよ。

子どもの頃の一家団らんがなつかしいわ。

かなしい。

おかあさんが強引に●●●●●

 

逃げられなかった自分がわるいの。

心のなかで、

あなたの娘がどんな人生送るか、見ればいいわ、なんてのろいながら結婚した。

まざまざと覚えている。

ばかだった。

自分の人生なのに。

もう、とりもどせない。

あいつにとって、こんなつごうのいい女はない。

まるで、はいごれい。

 

おとうさん。

おとうさんは気づいていたよね。

わたしが、彼を見ていたの。

「いい男だな。」そう、いってくれたね。

うれしかったわ。

その時、もっとおとうさんと話ができればよかったわ。

おかあさんの反対は強力だったでしょうけれど。

 

わたし、おとうさんの娘で幸せでした。

誇りにおもいます。

愛してます。