あなたの、雨に濡れてもが聞いていたい。

朝から占う。

あなたとの恋の行方。

しかられそう。

「子供たちにいやされてんじゃなかったのか。」

それは、そうだけど、

毎日でも泣ける私がいる。

 

深い藍色の水の上に立っているの?

直ぐに沈んでしまいそう。

子供たちが、せっかく手を掴んで海の上まで連れてきてくれたのに。

暖かな風や光が背中を支えていてくれないと、

倒れてしまいそう。

 

もう、運命を恨まない。

    今が幸せだと思えるから。

だから、傷ついてもいい。

    苦しくてもいい。

私が選んだ道だから。

 

あなたを愛することで苦しむのは、

    幸せ。

    不幸なことではないの。

 

聞いていたい。

雨が降った日の、あなたが歌う

    雨に濡れても

聞いてみたい。

    あなたが子供たちにしてあげた

    読み聞かせ。

私は、人魚のお話をハッピーエンドにして

    お話してほしい。