生きた証しとして。
先生と呼ばれる存在が好きではなかった。
なので、そういう立場になっても、自分を「せんせいは●●」とは、ほとんど話してないだろう。
昨夜、仕事の帰りがけに寄ったスーパーで、以前勤めていた学童の子供さんとお母さんに偶然お会いした。
私が気がつくと同時に「●●先生」と声をかけてくださった。
可愛がっていた子だったし、もっと一緒にいたい子でもあった。会えたうれしさで、自然と涙があふれた。
もちろん、他でも、声をかけてくださる。
みなさん、先生とよんでくださる。
私の嫌いな生き物、先生と。
先生さまにはなっちゃいけない。
いつも、子供たちの、まず、目線で生きたい。
私、先生なんだ。
ちょっと、他の先生とはちがった先生かもね。
けど、私の生きた軌跡に、残るかな。
生きた証しとして。
何か、残せるといいね。