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十三夜

私の真上に輝く月。

誰もが同じ月を見る。

風もないので少し走ってみた。

今日は涙が止まっている。

 

昔、トレンチコートのあなたと暗い道歩いたね。

つかまりたかった。

その腕。

 

笑うよね。

いつの話って。

時間が止まったままなのではなくて、

あなたのキスであの頃に心が逆戻りしてしまった。

だから、心は

幼いままで、苦しい。

 

大好きよ。

だれよりも。

あなた以外の人と、キスはできない。

あなた以外の人と、手はつなげない。

 

会いたい。

会いたい。

飛んでいきたい。