桜が散る。

雨、お願い、そんなに強く降らないで。

桜も散ってしまうから。

どうしようもなく、不安が襲ってくる。

 

てきとうに、あしらわれて、ばかなおんな。

ないてばかりいて。

きらわれて。

なにしにきた。なんて、しね、っていってるようなものでしょ。

 

いっしょに、さくらの花も見られなかった。

さ よ な ら

ちゃんと言わなくちゃ。

さ よ な ら

だいすきだった。ありがとう。

会って言いたいのに。

 

そんなに私、てきとうにあつかわれるほど

きらわれているの。

おもわせぶりなことされて、 

会えないなら、

会いたくなんかないなら、

さくらの話題なんかしなくてよかった。

そんな、きらわれかた。

あんまり。

 

ここからつれてにげてほしいほど、愛してる。

信じている。

でも、もう、会えないなら、

ちゃんと話たい。

神様はそれすらも、おゆるしにならないの。

 

外は嵐。

今日、なぜだか泣いてばかりだったのは、夜になってこんなに嵐になるからだったのかしら。

外の音を聞いているだけで怖くなる。

 

職場の御近所のワンちゃん。いつも短い鎖につながれ、ワンワンないているから、誰かとじゃれているかと思えば、誰もいない。

ただ、しっぽを振って

ワンワン。

今頃、寂しく、小屋の中で丸まっているのでしょうね。

 

なんのために一緒に?いるの。

鎖をはずしに行きたい。

 

かわいそうに。

涙、止まらないの。むね、張り裂けそう。

月はひとりで欠けてゆく。

そして、直ぐに、

生まれてくる。

人も、

スイッチひとつで、そんなことできたらいいのに。

 

お庭に置いた台の上に林檎を半分にカットしておいた。

メジロが食事にきた。

うぐいすかと間違えてしまう、体の色。

かわいらしい。

一緒にみたいなぁ、なんて、すぐに考えてしまうバカな私。

あなたにしがみついて、

白と黒のぶちネコさん、見たね。

脅かさないように、そっとしておいた。

 

そんなことが嬉しくて、幸せ。

どうしよう。

涙が後から後から溢れてこまるわ。

 

今日も、半分。

 

 

また、夜が来て朝がくる。

イタズラな時間。

私の、イタズラな時間。

もう一人の私。

子どもたちが、待っていてくれるでしょ。

部屋を片づけて絵を描きなさい。

あなたには、

    それしかないでしょ。

    それが、あなたのすべきこと。

私の中の、もう一人の私が言う。
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風がよぎった。

自分の気持ちを見つめるために書き始めた。

少しは、心の洗濯になるかなと思った。

去年の今頃から、

徐々に壊れていった心。

 

あたりまえのように、春だ、と喜べない、

ひねくれた心がある。

素直な心と

   なんなの、春だからなに。

このまま、誰にも気づかれず、朽ちて行く木のように、

 

昨夜、遅く、友人からメール。

美術館に行こう、という誘い。

    あいたい。と、思った。

 

私なんか、適当に扱われ、いいように使われ、

 

だめ、今は、涙がとまらない。

苦しくて、ごまかせない。

朝から、ネガティブな気持ちに負けてどうするの?と思うけど、

嘘はいや。

胸をえぐられる、嘘。

たてまえと、作り笑いで生きるのが大人で、

それを許せないのが、子供なら、

    それでいい。

そのまま、死にたい。

 

ひとを裁いているため?

たから、苦しくなるの?

 

運命ってなに。

私、どうやって死ぬの?

イタズラに時間が過ぎていくたけで、

 

私は、いないほうがいいでしょ。

いままで、ありがとうね。

って、ちゃんと話をしたい。

 

私の手のひらで、優しさが耀いていたのは、

あなただけでした。

甘えすぎていた。

頼りすぎていた。

ごめんね。ごめんね。

それしか言えない。

 

夢見ていたんだわ。

運命のイタズラにさからって、

少しだけ、楽しい時間がもてるかも。

楽しい、時間は、あった。

迷惑ばかり、かけてしまった。

ごめんね。

 

次に生まれる時は、

やっぱり、泣き虫かしら。

ないてばかりいる、ネコ、かな。

拾い上げて、なでてほしい。

 

離れて、会えない時も、

いつだって、

あなたの優しさは頼もしくて、

手のひらの上で、きらめいてみえました。

 

もう、あ え な い。

ね。

ほんの一瞬。

おはよう。

うぐいす。

さくら、散りはじめたね。

先日、車を運転していたら、目の前に

ふわふわ飛んできたものが。

一瞬、えっ、もう、

桜の花?

でも、ちがった。

小さなしゃぼんだまだった。

どこかで、子供が飛ばしたのでしょう、と

辺りをみたけど、???

 

泣き虫な私に神様がしてくださった奇跡かしら。

ほんの一瞬。
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